HOME > 小麦粉のグルテンが気になるわけ

小麦粉のグルテンとは

写真 小麦グルテンとは、小麦に含まれる粘りのあるたんぱく質のこと。もっちりした麺やふんわりしたパンは、グルテンによるものです。より美味しいパンや麺を作るために、小麦はここ数十年にわたって品種改良が何度も行われ、小麦のグルテン含有量はどんどん増え、その結果、グルテン自体に強い毒性を与えてしまったのです。地球上に存在する小麦の99%以上がいまや、ヒトにとって有毒なものとなっていると言われています。

今や小麦粉が入っていない加工品はないに等しいですし、パンやパスタを日常的に食べている人がほとんどです。毎日こんなに口にしている小麦グルテンは、私たちの知らない間に少しずつ、肉体のあらゆる器官に影響をおよぼしている可能性があるのです。

許容量を超えなければどうということはなくても、抗体数が一人ひとりの許容量をうわまわったとき、症状は一気に表面化します。グルテン抗体はIgGタイプ(遅延型)なので、花粉抗体に代表されるIgEタイプ(即時型)とちがい、1度できると抗体が抗原と結びつき、血流に乗って体内のすみずみにくまなくいきわたり、数週間から最長1年にもわたり、長く活動しつづけると言われています。全身の免疫システムをかき乱し、さまざまな部位で炎症を引き起こし、あらゆる病気の火種になることがわかっています。

パンやパスタは砂糖よりも高いGI値で血糖値を引き上げる

写真 GI値とは、ある食品が血糖値をどのくらい上昇させるかを示す指標です。基準値はブドウ糖を100として、値を高いものからみていくと、精白パン(89)、小麦全粒粉パン(74)、パスタ(58)、チョコレート(42)、砂糖(59)、スニッカーズ(43)(チョコレートは甘さの加減による)とのデータが一般的。

小麦の糖質「アミロペクチンA」は「スーパー糖質」と言われる通り、砂糖やチョコレート、スニッカーズよりもGI値が高い。そして、さらに驚くのが小麦全粒粉パンの数値です。一般に、全粒穀類(未精製の穀類)は、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの不純物を含むため、精製した穀類にくらべると、血糖への影響はかなりおだやかになると考えられています。ところが、小麦を使った食べ物に関しては、こうした常識さえあまりあてはまらないようで、パスタは摂取後最大6時間たっても血糖値を上昇させつづける性質を持っており、肉体への影響はやはり非常に大きい。

私たちが日常的に口にしている加工食品やインスタント食品のほとんどにも、血糖値を急激にあげる性質をもつ小麦や精製炭水化物が使われています。こうして、現代人の体内では、1日に何度も血糖が跳ねあがり、これを抑えこむべくインスリンの大量放出がひっきりなしにおこなわれているのが実情です。血糖値の急上昇とインスリンの大量追加分泌で以下のような症状が現れやすいと言われています。

グルテンアレルギーやグルテン過敏症の症状

胃酸逆流、過敏性腸症候群、糖尿病、肝臓病、関節リウマチ、ぜんそく、潰瘍性大腸炎アトピー性皮膚炎、クローン病、橋下病、疱疹状皮膚炎、口内炎、口角炎、皮膚筋炎、ヘルペス、白斑、乾癬、脱毛症、神経障害、下痢や腹痛、重度の栄養失調、体重低下。関節炎や神経障害、精神疾患、頭痛、不妊、貧血、肥満、etc..

私の経験:ホームベーカリーを買ってパンを食べる機会が増えた時・・

写真 私もこのことを証明するかのような経験をしています。食事改善を実践した当初、私はマクロビを実践していました。マクロビでは全粒粉のパスタやパンをすすめていますが、パスタは比較的手に入りやすくても、パンとなると買うにしても作るにしても非常に難しかったので、あまり食べる機会がありませんでした。2年ほどしてホームベーカリーを購入し、全粒粉小麦粉で自分でパンを焼くようになり、週3回くらい朝食にパンを食べるようになってしばらくすると、お腹が張ったり、便秘ぎみになったり、指の関節が赤く腫れたり、頬に赤い吹き出物が出やすくなったり、肝臓数値、血液数値に異変がおきました。夫も焼き立てパンを食べると低血糖の症状が出やすく、血糖値が乱高下していることは、一目瞭然でした。

それでも、自分のこの違和感は小麦グルテンの影響とはすぐには気づけませんでした。グルテンアレルギーや不耐症、過敏症のことは知っていましたが、まさか自分がそうとは思ってもみなかったのです。それでも指の関節が腫れてきたときには、さすがに「もしかして・・・」と疑い始めました。というのも関節炎は小麦グルテンの代表的症状だったからです。

グルテンに対して耐性があるかないかを調べるには、2週間ほどパンやパスタの他にも、小麦粉を使った食品を断ち、2週間経過後にパンなどを食べてみて、どの程度の不快な症状があるかを観察してみるという方法があります。私の場合、2週間小麦粉製品を断っただげで、お腹が張るなどの違和感や指の赤みや腫れも治まり、身体も軽く歴然と違いが分かったので、わざわざ食べてみる必要性もなく、それ以来小麦粉を使った食品は極力避けるようになりました。時には外食で天ぷらやフライ、中華料理などで小麦粉は使われた料理を頂きますが、そんなときはたいてい2日後くらいに頬にポツンと小さな赤ニキビができたり、便が固くなる程度で収まっています。家での粉類はグルテンフリーのものを代用し、パン・パスタは極力避けるだけで、以前より快適に過ごせています。

とにかく子供のころから、小麦粉を使ったお菓子や料理が好きで、極め付けは40代になって毎日のように食べるパンやスイーツで、自分の許容量を超えて不耐症〜アレルギーの域に達してしまったようです。遅延型なので、食後すぐに反応するというよりは、数日後、数週間後、数か月後でもじわじわ影響するので分かりにくいということが、自覚を遅らせる原因になっています。

ですが一度、ある程度の期間小麦粉を断ってみるだけで分かるので「もしかすると・・」と思う方は、ぜひ試してみることをお勧めします。
:参考書籍「小麦は食べるな!」「グルテンフリーダイエット」「ジョコビッチの生まれ変わる食事」
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