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小さなサインを無視しない、そのままにしない

写真 生きている限り私たちは変化していきます。ちょっとした不調を抱えたり、思わぬ病気になったり、歳を重ねれば少しずつ身体も衰えます。
どんなに「いやだ」と思っても、老化は止められません。ですが少しずつ身体の衰えは感じていても、これといった不調もなくその年齢なりの美しさを保てているというのが健康な状態で、私たちの本来の姿です。
有難いことに私たちの心身は、その恒常性を保つために、休みなく働いてくれています。そして時に私たちを健康へ導くためにサインを送くります。不調がある時はそれがまさにサインですから、気づいたほうがいい良くない習慣があり、それを手放すように示唆されているのです。
食の偏りはたいてい私たちの習慣の中に潜んでいます。私たちは身体によいと思うことを取り入れますが、かえってそれによって食材や調理法が限定されたり、ワンパターンになって栄養のバランスを崩すこともあります。私たちは自分自身のことは気づきにくいのです。今一度、繰り返している心身からのサインにスポットをあててみることをおすすめします。

情報に振り回されるのではなく活用する

写真 私たちは毎日のように健康や食に関する情報を、雑誌・インターネット・テレビなどで目にし、その情報に振り回されがちです。食事改善する以前の私も、健康に気遣うからこそ、いろんなことを試して情報に振り回されていました。多くの情報は「あるものを取り入れるといい」というものですが、それはたいてい「どんな人が・・」という大前提があり、まずは自分自身のことをよく知っていることが大切です。
また、いくらいいものを取り入れても、悪いものを同時に口にしていては、なかなか効果は表れません。良いことを取り入れるよりも、まずは手放すほうが先なのです。ひとつ良い習慣を取り入れたら、ふたつ良くない習慣を手放すくらいがちょうどいいですね。
食べるものには必ず裏表があり良い面と悪い面が一体となっています。情報は断片的なものが多く片方の側から見ています。例えば身体にいいと言われる食材や食事法ひとつとっても、今のあなたにとってはどうなのか、マイナス面も含めてホリスティック(全体的・バランス的)に観ていく必要があります。ご自身に最も合う食べ方、食材の長所を活かす方法を情報だけで信じることなく、実践とともに探っていくことが大切です。

ありのままの自分と向き合い執着を手放す

写真 「これは自分にとっていいかも知れない・・」と思うことがあったら、まずは実践してみることです。何かの理由をつけて実践できないなら、言い訳する自分や何かに執着している自分を認め、そんな自分と向き合うことが必要です。こうでなければいけない・・という枠をひとつひとつ取り払って自分を自由にしていきます。そのうえで考え方を柔軟にして受け入れる器を大きくします。考え方が変わらなければ、食事の仕方も変えることができません。
時にはスムースに思い通りにいかないこともあるかも知れません。そんな時大切なことはそんな自分をも受け入れ「しっかり感じきって」人生の豊かな経験にしてしまうことです。そうできれば、うまくいかない経験も成功の大きな糧になります。得た情報が本当に自分にとって「プラスになるのか、マイナスになるのか」を身体でしっかり確かめてあなた自身の選択として、その選択に責任を持つことが、食べ物をはじめとする様々な依存を断ち切り、食事改善をスムースにします。

制限や怖れからではなく、多くの中から選び取る感覚

写真 現代は豊かになり様々な食べ物がある一方で、危険な食べ物も存在しています。数十年前ならこれほどまでの多くの選択肢はなかったし、不自然で心身に悪影響を及ぼす食べ物も少なかったでしょう。私たちはこうして毎日幾度も「何を食べるか」を選択する機会があります。適当に選ぶということは極力避けて一つ一つ丁寧に選択するように心がけてみましょう。その毎日の選択があなた自身を作ることを意識して、選択肢と正面から向き合っていくことで、あなたの中にある責任感が目覚めていくでしょう。
丁寧に選択することは、あなた自身を大切にすること。それは食だけでなく、様々な場面で活かされてくるでしょう。また、こうした経験や学びは同時に更なる制限を作りやすく、食を学んでいても同じことが言えます。ですからいつも何かに制限される感覚ではなく、多くの中から選び取る感覚でいると心は自由です。「病気になりたくない」という怖れではなく「自分で作った不調や病気は自分自身で治せる!」という強さと希望を持って、自ら考え、自分の責任で選択肢し、実践していく・・
最終的にあなたを癒せるのはあなた自分自身なのですから。私たちはこれからも一生涯食べ続け、一生涯自分の身体からのメッセージを受け取り続けます。メッセージをありがたく受け取り信頼して、怖れではなく豊かさや自由、自分から湧き出るエネルギーを感じて生きていただきたいのです。


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