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低血糖症の症状を知っておこう

低血糖症って知ってますか?私は食事法について学ぶようになってから知りました。それまでは聞いたこともありませんでしたが、低血糖症は症状の軽い方も含めると、国民の7割が何らかの症状を持っていて、糖尿病の前段階とも言われています。症状は自立神経失調症やうつ病にも似ていて、日常起こりやすい症状でもあるので、気づきにくいのです。異常な疲労感、起床時の無力感、日中特に昼食後の眠たさ、注意力の欠如、めまい、ふらつき、物忘れ、眼のかすみ、目前暗黒感、日光がまぶしい、甘い物を渇望する、口臭、失神発作、片頭痛、感情表現の欠如、自殺観念、自律神経の乱れ、手足の冷え、動悸、頻脈、緊張、興奮、呼吸が浅い、神経過敏、イライラ攻撃的になる、うつ、不眠、悪夢、恐怖感、焦燥感、幻覚・幻聴、精神錯乱など。カウンセリングを受ける方の中にも、更年期症状と思っていたのが実は低血糖症だったという方が実に多いのです。過去私にもひどい疲労感やめまい、食後の眠気などがありました。さらに夫にも様々な症状が当てはまりました。

写真 低血糖症の起こる主な原因は次のようなことが挙げられます。食後上昇した血糖値は、インスリンの分泌等により間もなく降下を始めます。脳は血中のブドウ糖をエネルギーとしているので、血糖の急降下は直接脳の働きに影響を与えます。血糖値70以下になると感情的になる、注意力が低下するなどの症状が表れ、低下するに従って倦怠感、無気力、冷や汗、顔面蒼白、頭痛、手の震え、混乱、異常行動へと発展し、40以下では意識障害、昏睡の危険性があるといわれています。身体はこういった危険を回避するため、血糖下降時にはアドレナリン(別名攻撃ホルモンとも言われ、怒り、敵意、暴力といった攻撃的な感情を刺激)、ノルアドレナリン(恐怖感、自殺観念、強迫観念、不安といった否定的な感情を刺激)、ドーパミン(過剰に消費すると幻覚、幻聴、妄想がおこる場合もある)等の血糖を上げるホルモンを分泌します。その結果、攻撃的になる、うつ状態、疲労感、自律神経のバランスの乱れなどがおきます。

血糖コントロールが不安定な人はこれらのホルモンの過剰分泌が繰り返されてしまいます。これらの症状はうつ病、統合失調症、パニック障害ととても良く似ています。血糖値はその絶対値も大切ですが、急激に低下することが脳にとって大きな問題になります。つまり血糖値が低くなくても激しい症状を呈することがあります。 カフェイン、アルコール、たばこ等も、即時に血糖値を上昇させる働きを持っているので過剰な摂取は血糖コントロール機能に悪影響を与えます。胃下垂、貧血、アレルギー、甲状腺機能障害でも低血糖を起こしやすくなり、更に低血糖症がそれぞれの症状を重くするという悪循環も生まれてしまいます。


低血糖症になる原因

写真 低血糖症になる原因は、糖質の過剰摂取によるすい臓機能の障害、アルコール、タバコ、コーヒー、あるいはカフェイン含有清涼飲料水の過剰摂取、過食、特に精製炭水化物の過剰摂取、(精製炭水化物=白米、小麦粉、うどん、パスタ、パン、ケーキ、クッキーetc・・)(精製していない炭水化物=玄米、全粒粉、全粒うどん、全粒パスタ・・・)、動物性たんぱく質の過剰摂取、ストレス、遺伝的体質、ビタミン、ミネラルの摂取不足などが挙げられます。これらはついつい習慣になりやすく、女性にとっては糖質とがつい過剰になりやすく、男性にとってはアルコールや動物性のたんぱく質がつい過剰になりやすい傾向があります。

低血糖症状改善のための食べ方

■過食を慎み一回の食事量を減らし、回数を多くして間食を摂る
(間食例:豆乳やナッツ類、甘くない炭水化物など)。
■ご飯やパン等の炭水化物を摂る前に、食物繊維を摂るよう心がける。
■タンパク質は胃の消化酵素の分泌を促す働きがあるので、炭水化物の前に摂ると良い。
■落ち着いた雰囲気の中でゆっくりよく噛んで食べる。
■アルコールは摂らないほうが良い。
■低血糖を予防するため、食間を長くしないようにする。
■新鮮な食物を摂り、不足しがちなビタミン、ミネラルを補う。
■レトルト、冷凍、インスタント食品の多用は避け、生野菜、味噌など含まれる酵素を補う。
■未精製の穀物(玄米、胚芽米、全粒粉の小麦粉)を用いビタミン・ミネラルを摂取する。
■白砂糖は避け必要な場合は黒砂糖、粗糖など自然の甘味料を使う。
■天然の調味料(粗製糖、粗製塩、昆布、煮干など)を用い、人工甘味料、香料、色素、化学調味料
などは避ける。
■ビタミンB群、ビタミンE、ミネラルを多く含む穀物、種子、ナッツ類を摂る。 ■避けたい食べ物→ジュース類、カフェインを含んだもの(チョコレート、紅茶、コーヒー、コーラ)
は血糖値を上昇しやすくするので控える。
:参考書籍「低血糖症と精神疾患治療の手引き」

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